不動産・家づくりの知識
建築デザイナー 宮本

建築デザイナー宮本

2020.10.05

アマルフィから学ぶ住宅と環境の関係性

こんにちは、横浜スタジオの宮本です。
このブログでは私の旅と、それを通した学びを紹介しております。
今回はイタリア南部にあるアマルフィについて紹介します。
アマルフィはソレント半島、アマルフィ海岸に位置する小さな都市ですが、映画のロケ地や観光地としても有名で、日本にいてもその名前を耳にしたことがある人も多いかと思います。
アマルフィへはナポリからサレルノという町まで移動し、そこから海岸沿いをバスで向かいます。
穏やかな地中海を見下ろしながらはげしく降り曲がる道を進んでいきます。
複雑な地形、また急峻な崖に囲まれたこの都市は、今でこそ人々はその特徴的な都市体験に魅了されますが、当時は外敵からの進入を抑制するなどといった目的から、この場所に町がつくられました。
崖地であることから建築は斜面に沿って複雑に建てられ、まるで街そのものが建築であるかのように錯覚します。
街を歩いていると、ふと海の景色に出会ったり、外だと思っていたら、いつのまにか室内にいたりします。
まさに環境と建築、都市が一体となった、神秘的な体験をすることができます。
(もちろん料理からも南イタリアの風土を感じ取ることができます)
このように地形や風土などの環境と生活をともにするということは、現代においてもとても大事な価値観です。
規格住宅では住宅の安定した性能や、室内の快適性は保証されますが、その反面、外とのつながりやその土地の周辺環境の気持ちよさを無視してしまう場合が多くあります。
弊社ではそうした規格住宅のメリットを最大限生かしつつ、千葉や横浜、埼玉の土地に見られる海・山といった周辺の自然環境の良さを取り入れる設計を行っております。
今後も住宅と土地をともに考えた設計を提案させていただきます。

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