不動産・家づくりの知識
事務・おもてなし担当 寺本

事務・おもてなし担当寺本

2020.07.19

見積りを比較する、ほんとうの意味とは?

見積を比較する前に、ぜひ一度読んでみてください。
そもそも「見積りは数社から取るべき」なのでしょうか?
見積りは数社から取って比べるべきだと、ほとんどの雑誌や本には書いてあります。
しかし、構造も工法も異なる見積りを見ても、比較できるのは間取りと合計金額だけなのです。
つまり、家の良し悪しを抜きに見積金額だけを比べるのは、無意味なのです。
確かに、見積りを複数に取れば、競争原理を働かせることが出来るからです。
あなたは、たった一言、「予算が厳しいから、あと1社に見積りをお願いしています。」と業者に言うだけで、ギリギリまで金額を落とした見積りが提出されることでしょう。
その理由はもちろん、高い見積りを出したら、仕事がとれなくなるかもしれないからです。しかし、少し考えてみてください。
競争させなければ、安い見積りを提出しない業者信用できますか?
常に精一杯の見積りをしている業者かどうかが、競争させることでわからなくなります。
そもそも適正な見積りをしているなら、大幅な値引きは出来ないはずです。また、仕事に自信のある業者は、正直な見積りを出しています。
だから、大きな値引きは絶対にしないはずです。無理を強いる相見積りが、良い結果につながることは、非常に少ないのです。見積りを2通りならべて、合計金額だけなら比較できますが、内容までを比較できますか?
材料の良し悪しまで比較できますか?
軽量鉄骨造と木造とでは、品質の良し悪しを見積書で比較するのは至難の技です。
また、木材の強度、太さ、品質、加工の精度などは非常に大切なのですが、見積書にはこれが表れないのです。もちろん良い業者がどうかも数字だけの見積書には表れないのです。
見積金額だけで判断するのは、十分に注意して下さい。
あなたが真剣なら、良心的な業者は真剣に応えてくれるはずです。もし業者に不安や疑問を感じているなら、それは「待て」のサインです。住まいづくりの成否は業者選びで決まります。
数字だけで判断せず、くれぐれも慎重に進めてください。
参考文献:マイホームをはじめたら読む本

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