家の探し方　その1

「家を持ちたい」と考え始めた人が、まずやるべきことって、何だと思いますか？

ほとんどの人は、建売ですと直接物件を見に行ったり、住宅展示場を見に行ったり、土地を探したりしますよね。

でも、私はそのどちらも間違った手順だと思います。

いきなり物件を見ても、それが良いかどうかは比較してみないとわからないですし、見ているうちにどれがいいのか悩んでしまい、失敗してしまうし、土地を持たない人は最初に土地を買うから失敗してしまうし、なんとなく住宅展示場に行くから、家創りを失敗してしまうのだとおもいます。

では、最初に何をすることが正しいのでしょうか？

私は、「家づくりに必要なお金のことを考える」ことこそ、一番最初にしなきゃいけないことだと思うのです。

つまり、「資金計画」を考える！！

家創りには、
・建物本体
・付帯工事費
・登記費用、銀行ローン手続き費用といった諸経費
・家具、家電、引越し代
・土地代

といった費用がかかります。

そして、その費用に当てられる資金は、
・貯蓄(自己資金)
・銀行ローン
・両親等からの資金援助
の3つしかありません。

そして重要なのは、
現在の収入で「いくらまで借りられるか？」と考えるのではなく、「いくらまでなら返せるか？」と考えるべきだということです。

借りられる金額ギリギリ一杯借りたら、不意の出費にもこまるし、旅行にも、外食にも行けなくなります。

家だけ立派でも、それでは、家族との思い出さえ作ることが出来ません。

資金計画は、借りられる限界まで借りる「限界予算」ではなく、安全に返せる「安心予算」にすることがポイントなのです。

そして、
土地に割り当てる予算は、建物その他にかかる費用を全て差し引いた「残り」の金額を上限とすべきなのです。

当店ではローンの専門スタッフや、FPによる相談も随時行っております。
ちょっと予算オーバーかも？と言う方でも、驚きの裏ワザ？があったりします。
そのあたりはまた、次回以降にという事で・・・

今日はココまでです。