不動産・家づくりの知識
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2011.07.19

市街化調整区域のハナシ

こんばんは
いつしか火曜日にしか登場しなくなってしまった1号でございますが、
来週からは新たな刺客に明け渡すこととなりました(;一_一)
詳細は待て!次週ということで・・・
さて、本日は市街化調整区域について簡単にご説明したいと思います。
市街化調整地域とは、
「市街化を抑制する地域」
でございます。
何故抑制するかと言いますと、必要以上の開発を行う事で、街の整備に支障をきたしたり、自然を破壊したり、農地に悪影響を及ぼしたりしてしまう事を防ぐため、本来宅地として利用できない=家が建てられない地域なのです。
しかし、特に郊外においては既に市街化の開発が進んで新たな住宅地が無い!というエリアもございます。
簡単に言いますと、自治体って税金が収入源じゃないですか。
税金を多く集めるには産業を生み出すか、人口を増やす必要があります。
人口を増やすためには、住む場所を増やさなければいけないわけです。
千葉市などでは市で運営しているモノレールの収益等も問題視されておりまして、沿線開発を進めていきたい思惑などもあったりとそれぞれ事情はあるのです。
そこで法改正がありまして、一定の要件を満たせば家が建てられる様になりました。
・既存宅地
もともと宅地化されていた地域
・集落等家が点在するエリア
200m以内で30件家を繋げたりと細かい条件がありますが、条件を満たすのは難しいです。
そして、
・開発による許可!
今回取り上げたいのはこれなんですね☆
市街化調整区域の開発の場合・・・
1、土地の敷地が広い
敷地面積最低限度規制というのがありまして、宅地を分割する際に165㎡以上に分けなければならない等の決まりがあります。
自治体によっても違いますし、エリアによっても変わりますが、ゆとりのある住環境が生まれます。
2、道路の幅も広い
昔からある住宅地ですと、道幅が狭いという地域も多いのですが、開発の際に6mまたは最低でも5m以上の道路をつくらなければいけない決まりになっているところが多いです。
他にも要件として、分譲地内に公園やごみ置き場等の設置が義務付けられることもあります。
土地も道路も広いと安全で良い住環境となりますね。
3、都市計画税がかからない、固定資産税も安い
街並みが良いのに税金が安い。これは評価が低いとも言えるのですが、正直住むには不便で無い事も多いですし、そもそも新築時の販売価格もお手頃な事が多いので、トータルで考えるとお買い得な事が多いと思います。
4、建て替えももちろんできます。
市街化調整区域は建て替えが出来ない!と思っている方も多いのですが、最初に挙げた条件をどれか満たせば建て替えも問題なく出来ます。
とても素敵な話だと思いますが・・・
それにしても駅から10分以内で開発が出来ない・・・それはもったいない話ではないですか!
そんなところにまさかの大型分譲地があるのです!

今イチオシなのですが・・・
興味のある方は是非一度ご覧いただければと思います。
では今日はこの辺で。
台風にはくれぐれもご注意ください(^_-)
「ワンワン!」

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