不動産・家づくりの知識
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2010.08.20

ネットで全ては分からない?

今の時代はインターネットでモノを調べる方は多いですよね。
なので情報が全部揃うと思っていらっしゃる方も多いようでして・・・
そ、れ、は・・・
1、検索サイトは全ての物件の情報を公開しているわけでは無い!
「ヤフーとか、SUUMO(マガジン、ネット)、HOME’Sなどのサイトは必ずしも全ての物件があるわけではないですよ」
とは某広告担当の話でございます。
物件を検索サイトに公開する=登録時に料金がかかる
わけです。
つまり載せられる枠が各会社必ず決まっております。
その中からピックアップしていくわけですが、この中で
掲載単価が安いサイト・・・掲載数は多いが同じ物件がいろんな会社で出てて探しづらい。
掲載単価が高いサイト・・・見やすくて、同じ物件が沢山出ているわけでは無いものの、掲載数が少なくて不満。
こうなります。
特に携帯サイトなどは画面も小さいので見ずらいのが実情です。
更に中古物件ですと、今住んでいてあまり知られたくない場合などがありまして、こんな時は広告に掲載出来ない場合もあります。
新築でも、広告NGの物件がありまして、結構出ていない物件もあったりします。
不動産業者で出まわっている情報の中には、その地点で全部分かっていない(つまり広告には出せない)情報も混じっています。
例えば新築の場合、
「場所は決まっているものの、建物は建築確認がおりないと広告として公開できませんが、確認が下りる前までであれば間取りを選ぶことも出来ます!」
そんなケースでは、土地で売り出す場合もあるのですが選べる期間が短い場合などは却って広告を出すには費用が勿体ない。そこで業者には場所と基本の間取りと価格を紹介して、御客様がいたら御紹介してください!という形で情報が出てくる場合等があります。
この場合は広告が出るより先に、そのエリアで探している顧客の方に御連絡するので、ネットを見ているだけの方よりも早く情報が手に入ります。
2、物件の情報の全てが載っているわけではない。
不動産サイトにおける物件掲載の目的は、
・いかに物件に興味を持っていただき、問い合わせをして頂けるか?
にあります。
例えば車の場合は、車種とグレードとオプションを見ればすぐにイメージが湧きますよね。
また、気になればお店に行きたくなりますし、お店に行けば車をお見せできるわけですから、出す情報は多ければ多いほど良いわけです。
しかし不動産の場合は事情が少し異なりまして、家は当然店に持ってくるわけにはいきません。
また、場所が少し変われば陽当たりも変わりますし、間取りも一棟ずつ違うことが殆どです。
なので写真などを参考にすると思いますが、基本的に物件の写真は数枚しか掲載できませんし、なるべく良い部分を出したいのでやはり見栄えの良い写真がメインになりますよね。
そんなわけで実際に行って見てみないことには確認が出来ないわけです。
かといって場所とか公開しても、カギの手配をしないと内覧が出来なかったり、行っても更地で建物がどんなものになるのか分からない、更には不動産といっても土地の状況だとか、建物について等、プロとして説明が必要なことも結構ありまして、確認すべきポイントも沢山あります。
雰囲気を知るだけならともかく、何をチェックしたらよいのかも正直分かりにくいと思いますので、現地にスタッフがいれば別ですが基本的には事前にスタッフに確認してみたり、または現地で疑問点を確認するアドバイザーが必要になってくることになります。
ですので、不動産の場合はネットで全ての物件の情報を見る事も、物件の情報をネットだけで判断して購入することも難しいと言わざるを得ません。
ただし、大体の相場観は見ていくと分かるようになってきますので、まずはそのチェックとしてご覧頂ければ良いのではないかと思います。
見ていくとお分かり頂けるかと思いますが、昔と違って情報が多く出まわっておりますので、大体は相場に近いラインで売り出されているはずです。
大幅に違っているようでしたら、是非理由を確認siteみて下さい。もしかしたら何かがあるかも知れません。。。

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